意外と知らないアロマの効能
皆さんは秋と言ったら何を想像しますか?
食欲の秋、スポーツの秋、紅葉の秋、色々ありますねぇ
因みに筆者は今の日本の四季に秋があるのかどうかすら危ういと思ってます
ということで、前置きはさておき
どうも常盤平の鵜澤です
突然ですが、ふと思い立ったのでアロマの効能について書いていこうかなと
今回は前編になります
まず、当店にはリラクゼーションスパというものがあり、8種類のアロマから1つお好きな香りを選んでいただいてます。
香りの種類は
ローズ、オレンジ、レモングラス、ラベンダー、ココナッツ、ペッパーミント、ローズマリー、ゼラニウムの8種類になります
今回はローズ、オレンジ、レモングラス、ラベンダーの4種類を紹介します
ローズの効能・解説
ローズの香りは300種類の成分から成り立っていると言われており、大きく分けて深い濃厚なフローラル系とフレッシュなスッキリフローラル系になります
心への効能
沈んでしまった心を穏やかに癒し、元気を取り戻す手助けをしてくれます。また、失望感、孤独感、絶望感など負の感情を和らげ、幸福感へと導いてくれる作用もあります。
身体への効能
- ・抗うつ作用
- ・鎮静作用
- ・神経増壮作用
- ・女性ホルモン調整作用
- などなど
また、女性の不調に強く関わりがあるとされ、ホルモン調整に効果的であると言われており、美容面では肌の炎症や乾燥保湿、アンチエイジング等にも作用があります
オレンジの効果・解説
オレンジは柑橘系の香りで起源はインドと言われており、中国では4000年も前から食べられていたという長い歴史の持ち主。ギリシャ神話の黄金のリンゴはじつはオレンジだったとも言われています。
心への効能
心をリラックスさせ、エネルギーを循環させてくれる作用があります。特に、完璧主義者の人はストレスや欲求不満を溜め込みやすいタイプなのでエネルギーが滞ってしまいがちです。オレンジは柔軟な考え方をさせてくれる上に楽観性と楽しむ感情を与えてくれるので本来の楽しむ人生を思い出させてくれるでしょう。
身体への効能
- ・鎮静作用
- ・消化促進作用
- ・食欲増進作用
- ・健胃作用
- ・強肝作用
- などなど
すでに、ん?と思われた方もいるとは思いますが、オレンジには消化器官系の不調を改善する作用があり、不調に働きかける精油のなかでは最もよいとされています。また、乾燥の保湿、消化器官系のエネルギーの滞りに伴う頭痛、腹痛等に有効です。
レモングラスの効能・解説
レモングラスはレモンに良く似た香りがすることで有名です(レモンはミカン科ですがレモングラスはイネなのでそもそも別物です)
形も科も抽出法も違うけれど、同じシトラールというシトラス調の香り成分があることで名付けられたそうです。
レモングラスのスッキリとした香りは感情の流れをスムーズにしてくれるので疲れた心も元気に戻してくれます。
因みに、レモングラスは水溶性ビタミンAをたっぷり含んでいる為、免疫系、リンパ系、血液、体液の循環にも作用します。そしてオレンジ同様、消化器官系へのアプローチもあります。
ラベンダーの効能・解説
ラベンダーは万能ハーブと呼ばれるほど有能なハーブでフローラル系でありながらスッキリとしたハーブの香りをあわせ持ちます。
因みにラベンダーの語源はラテン語の「洗う」からきたそうで、昔は入浴の際に欠かせなかったとか。
心への効能
ラベンダーは心の中核を支える働きがあります。感情の全体のバランスをとってくれ、心を落ち着かせてくれます。また、溜まってしまった感情を解き放つ作用もあります。押し殺して行き場のなくなった感情を解消してくれます。特に、人の目を気にして自分の気持ちを表現できずにいる人を助けてくれます
身体への効能
ラベンダーの効能は150種類にも及ぶといわれており、その効果の多さゆえに万能ハーブと呼ばれています。
中でも、炎症や痛みを冷やす効果があるので火傷の治療等に使われる事で有名です。肌の再生効果に長けており、皮膚の炎症、痛み、皮膚炎などあらゆる肌の悩みに有効です。
また、緊張をほぐす作用があり、神経系の緊張やイライラ、不眠、頭痛など幅広く作用があります
香りというものはその日の体調、気分で変わってきます。柑橘系が良く香る日もあればフローラル系が良い日もあります。逆に言えば、その日の不調や症状は香りで分かり、逆に香りで不調が見つかるのです。
と、長くなってしまったので今回はここまでにします。次回に残りの4つも解説していきますね。では後編で
この記事へのコメントはありません。